「ジャンクPC」
それは、心くすぐられるマニアックな響き。
むしろ新品で買うほうが安いのに、なぜかジャンクPCを使いたくなる。
一種の変態であるというお声も頂きますが、「変態」は褒め言葉ですよ！
今回は、そんな 変態 ジャンクPCの楽しさを知ってもらうために、「なぜジャンクPCは面白いのか」をお届けします。
ジャンクPCを直すのは… (故障内容にもよりますが)思ったほど難しくはありません。
直して 起動したときの「やったった感」が、たまらんのですよ。
私も まだ駆け出しジャンクPCユーザーですが、ぜひ 変態 ジャンクPCに足を踏み入れてみてください。 楽しいよ？
詳しくは続きをどうぞ！
目次
新品じゃダメな理由
最初に断言しておきますが、「使うことが目的」なら新品を買いましょう。保証もありますし。
あと、私も勘違いしていたのですが…
『ジャンク品を直して使ったほうが、安く仕上がりそう』
この考えは間違いです。 かえって新品より高くつく場合もあります。
じゃあ、なぜジャンクPCを求めるのか…？
面白いからだよ！ それだけだよ！
直るか直らないかの ドキドキがたまらねぇーんだよ！
ちなみに… ジャンクPCを探すなら、ヤフオクにゴロゴロあります。
色々検索してみましょう。
リスクを背負う楽しさ
ヤフオクで検索してみると… 出るわ出るわ、ジャンク品の山です。興奮するよね。
さて… あえて言いますが、
当たり前ですよね。ジャンク品なんですから。
時々ヤフオクの書き込みを見てると、クレームのコメントを見かけるんです… ジャンク品なのに…
動作保証が欲しいなら、やはり新品を選ぶべきでしょう。
『動作保証もないのに、なんでジャンク品を選ぶの？』
と聞かれれば、答えはただ一つ！ 面白いからだよ！
…まぁ、ね？ 保証が無いというリスクも楽しいんだよ。変態だから！
パーツが安い
ジャンクとは、言わば「壊れたモノ」です。
当然、新品のパーツより安いので、上手くいけばスペックの高いパーツが格安で手に入るかもしれません。
ただ… これまた当然ながら保証はありません。
また、ジャンク品自体は安いですが、PCを直す過程でアレコレしてると… 結果的に高くつく可能性があります。
どうしても直らなかった場合や、手に入れたパーツが適合しなかった場合など、部品代が大きくなってしまいます…
ジャンクPCを直す… 敷居は そんなに高くないです
偉そうに語っていますが、ジャンクPCを直すのって、そんなに難しくないんです。
何も知らない頃は、
と思っていたんですけど、実際にはプラモデルを作る感覚ですね。 壊れた部品を交換する感じです。
もちろん、スゴイ人は 本当にハンダごてを使うんでしょうけど。
でも、私のように プラモデル感覚でも立派な自作PCです。
さて、そんなプラモデル感覚の ジャンクPCを探す時には、最も大事なコトがあります。 それは…
ジャンクPCの壊れ具合を、見極める
ジャンク品と言っても、その症状は様々です。
- 液晶が割れてる
- 起動しない
- 動作未確認
- HDDがない
- メモリーがない
- バッテリーがない…などなど
ジャンクPCの壊れ具合に対して、自分がどこまで対応できるのかをハッキリしておきましょう。
私の場合、一番気にしているのは…
「液晶映る。BIOS起動まで確認済み。」
これが、最低条件です。
もちろん、BIOSが確認できているとは言え、明日壊れる可能性もゼロではありません。
でも、そんなこと言ってたら先に進まないので、気にしません・・・、うん、気にしません、ほんとに。
とりあえずBIOSが起動するなら、HDD・メモリは交換すれば大丈夫な可能性が高いです。
「通電しない、起動しない」は基板やハード的な故障だと思いますので、これは私にはどうすることもできません。無理です。
また、動作未確認の状態がありますが、これは完全にギャンブルです。
高スペックのPCが、それほどの故障なく入手できるかもしれませんし、どうしようもない故障である可能性も有ります。
もう一度言う。 動作未確認は… ギャンブルだ…っ！
ジャンクPCを購入する前に… 勉強代を考えとく
まずは、どの金額までなら「勉強代」にできるかを確認しときましょう。
直る保証はどこにもありません。 購入したジャンクPCが、本当にゴミになる可能性もあります。
ちなみに… 私のルールでは、「送料込みで、1万円まで」としてます。
まぁ… ツマには内緒ですからね…
ツマからしたら、「ゴミになるかもしれないモノに、1万円を突っ込んでる」というのは狂気の沙汰ですから。ハッハッハッ。 こっそり、ね。
ジャンクPCを落札できたら…
壊れ具合がドンピシャのジャンクPCが見つかったら、入札しましょう。
無事に落札できたら、必要になるであろう部品を確認します。交換するHDDとか。
ある程度ジャンクPCで遊んでると、パーツもそれなりに増えてくるので、本当に寄せ集めのパーツでPCが1台組めるようになります。
…が、初めてのジャンクPCなら、パーツを準備しないとね。
パーツによっては、新品もアリ
手元にあるパーツで足らない場合は、新品パーツを探しても良いでしょう。
例えば、SSD。
HDDよりも高耐久ですが、ちょっと値段はお高めです。
入手したジャンクPCで使えなくても、交換すれば別のPCで使えます。
使いまわしが出来そうなパーツは、新品で揃えるのも良いでしょう。
外し方の予習をしておこう
ノートPCの種類によって、分解のやり方は異なります。
裏からネジを外したり、キーボードを引っぺがしたり。色々です。
PCの型番で検索すれば、先人の方がブログにしてくれてるかもしれません。
ちなみに、「dell inspiron mini 10」なら、コチラの記事をどうぞ！
電源ボタンで震えろ！ 興奮度はMAX！
パーツを組んだら、いよいよ電源投入です。
この瞬間が一番ドキドキします。
さぁ、電源ボタンを… 押すんだっ！
これでBIOS画面が出ればOKです！ やったぜベイビー！
起動するか否か、一番楽しい瞬間ですよ。
OSにはLinuxを
さて、BIOSまで確認できれば、後はパソコンとして利用するのにOSが必要です。
Windowsでも良いのですが、出費もかさみますよね…
ここは思い切って、Linuxは どうでしょう？
Linuxは無料で提供されています
Windowsって、結構高いです。
パソコン買う時って、Windowsが既にインストールされてますよね。
価格も内包されていますから、全く意識したことないんですけど、Windows単体で購入しようとすると、それなりの値段がするんです。
ところがどっこい、
Linuxは無料で提供されているんです。誰でも利用できます。
Linuxも色々と種類があるんですが、私が使った中でオススメなのは、Ubuntu または Linuxmintですね。
どちらも、Windowsと同じような使い方が出来るので、始めやすいですよ。
使ってみたら分かるんですが… 面白いです。
今回のまとめ
… というわけで今回は、「ジャンクPCの楽しさ」についてまとめました。
ジャンクPCの場合って、「直して使いたい」というよりも、「ただ直してみたい」という側面の方が大きいんですよね。
だからまた、必要ないのに「ウォッチリスト」に入れてたりするんですよ。
…いかん、このままでは。
「ツマから見ればゴミに1万円を突っ込む」という狂気の沙汰がバレてしまいます。
こっそり… こっそり…
